夏合宿2017北海道班 押印のラン 其の一 - 弘前大学サイクリング部 ブログ
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夏合宿2017北海道班 押印のラン 其の一

少し、昔話でもしていこうか。――――――












あれは、私が「副部長」でもなかった頃の話。
この旅を旅行が終わった後にでもブログに書き連ねようと思ったが随分と時間が経ってしまったものだ。







この時は、ある「クスリ」が私の原動力でありエンジンそのものだった。

その「クスリ」は正規ルートで手軽に入手できる。服用時間は9:00~18:00の間であれば自由でいくら利用しても構わない。




私は気持ちよくなった悦びを教えたいがために周りに勧めようとするが、同期や後輩はその姿に呆れていた。













それでも私は止まらなかった。周りからどんなに冷めた目で見られても止めることができなかったのだ。














「クスリ」・・・それは道の駅スタンプラリー。道の駅に設置されているスタンプ台のスタンプのことである。


覚醒剤とかそういった類いではなく、決して あ ぶ な く はないのである。









服用さえ間違わなければ・・・





集めることによってそれは10個、20個、30個と増えていくが、それに比例して重度な中毒者となっていく。
1個集めることによってその欲求は一時的に満たされる。しばらくするとまた新しいスタンプを求めたくなる。







事の発端は2016年と歴史はまだ浅い。      (2016年度版機関誌「車輪の上」より参照)
私にこの道に導いてくれた恩師らは数十個ほど集めたが、私はついに3桁を超えてしまった。チャリ部に籍を置いて丁度2年経った今は200を超えようとしている・・・

ここまでくると治療は困難極まりない。


だが、最近は「時間」という新種のウイルスが体に纏わり付くようになった。

これは一種の職業病であることは確かである。これにはさすがの私も止まらざるを得ない。








我が部には様々な属性を持った部員達が存在する。最近は増えすぎて複雑化の一途を辿っている。
彼らはその文明を後世に残すため、まだチャリ部に打ち解けていない新入生を誘おうとする。
誘い方は様々で、元々趣味だった人を快く誘った者、巧みな話術で落とし込める者、半ば強引に引きずり込ませる者までもいる。
私もかろうじて一人の後輩に勧めることができたが、はたして今回の旅はどうなるものか・・・?

(後輩とは旅の中盤に合流する)











1日目 函館~江差

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フェリーで函館に降り立った筆者。しかし、天気は全然よろしくない。
この頃、台風5号が日本列島に上陸しており、勢力は弱まることなく青森に向かって進行していた。
台風は秋田の内陸部で消えたわけだが、低気圧が滞っており不安定な天候であった。

雨の中のスタート開始五分で靴が濡れたのですぐさまサンダルに履き替える。
函館に着いたのでひとまずハセガワストアの焼き鳥弁当を購入。

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小学の修学旅行で食べたことがあるので、懐かしの味であった。


さて、これからどうするか?


雨が酷い日は函館を1日観光しようと考えていた。
函館に1日留まるか?雨の中走るか?頭の中の天使と悪魔が交わし合う。

気がつけば南の方向にペダルを漕いでいた。
なんと悪魔が勝利してしまった・・・。やはり目的は道の駅であった。

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木古内にてスタンプブックを手に入れた!さぁ、旅の始まりだ。
限界過ぎてこの日の記憶は全くない。この日は江差町の道の駅で寝た。なんか祭りがあったらしいけど疲れたから寝た。



松前町を過ぎると50km何もないので気をつけよう。


押したスタンプの数 5




2日目 江差~せたな町


この日は曇りであった。雨が降ってないだけましであった。

初めてのセイコーマート。北海道と言ったら、これだ。

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夢中になって頬張った。

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この日はキャンプ場で寝た。

展望台からの景色
景色が良い?夕日だったら写真映えしていただろうな。

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この時虫と格闘して2箇所刺された。筆者はテントに避難するも、テントからはバチバチと虫がテントに当たる音がしていた。


押したスタンプの数 4




3日目 せたな町~岩内


ひたすら漕いだ。気がつけば道南を抜け出していた。
道の駅の隣に交番があったので、この日はキャンプ場で寝た。ちなみにキャンプ場までは少し上る。


押したスタンプの数 4


特に書くことない日は移動日なんだよ!





4日目 岩内~小樽


小樽に行くにあたって、神威岬経由で向かうことにした。

その区間は道の駅が少ないので最初は行こうとも思わなかったが
うっすんさんの話によると景色がきれいだったとのことなので向かうことにした。

(混在すると困るから2016年度北海道班の記事をさっさと完結させてくれ)



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きれいって何だろうか?










大惨敗した。



私が期待していたのは輝く太陽、青い空、そして生い茂る緑の草。これらが絶妙に合わさったコントラストである。



だが現実は雨雲、霞んだ空、濁った海、光が反射し切れてない草。キャンパスに灰色を混ぜたかのような混色。違う。俺が見たいのはこんな景色じゃない。


旅の序盤、岬の先で早くも闇落ちしそうだ。






そういうときはカネの力で解決だ。

北海道には海の幸が腐るほどたくさんある。今日くらいは優勝しよう。

というわけで小樽を急いだ。

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優勝!



海鮮丼。海の幸が豪華に乗せられている。これは最強だ。


別の店に行き、さらにだめ押しと小樽ビールを注文。店からは例の河川が見える。

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いいか、これが優勝というものだ!!!今日はもう何が起こってもいい!!!


満足した筆者はネカフェに行こうとしたが、




「あれ、ここか?おかしいな、建物に電気着いてないぞ?」
「てか入り口どこだ?」
「ここ本当にネカフェ?????」


泊まろうとしていたネカフェは見事に閉業していました。



しゃーない。海沿いに公園があるから シ ュ ラ ポ ン して寝るか。




シュラポン:寝るときにテントなし寝袋のみで夜を明かす。

メリット・・・テントを立てる手間が省ける。
デメリット・・・これから説明しよう・・・






疲れていてテントを立てるのが面倒くさかった。
今日くらいはいいだろう。と東屋の座席に寝袋を敷いて寝ようとするが・・・





プ~~ーーーーン、チクッ   バシッ!





プ~~~~~ーーーーン、チクチクッ   バシバシッ!





寝込みを蚊に襲われたのです。バシッっていう音は手で顔を叩いた音です。


私のビンタを華麗に回避し追撃するその蚊はスナイパーそのものでした。


こんなことが一晩中延々と続いたためこの日は禄に眠れませんでした。テント張っときゃ良かったなぁ・・・



押したスタンプの数 2


つづく
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