押印のラン 其の六(最終回) - 弘前大学サイクリング部 ブログ
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押印のラン 其の六(最終回)

これにて完結です。







16日目

元部長の実家にてお世話になった筆者とnd

外に出ると霧が深い。。。

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岬までは20kmくらいしかなのでサクッと走る。




あっという間についた。
霧が深すぎて北方領土が全く見えない。

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晴れてたら見えるはずの北方領土の島々。
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見えねぇぞ!!


こんなところに長居していても体が冷えるだけなので土産屋で証明書を発行して貰い、さっさと退散した。
(ここでいう証明書は四極の到達証明書のことではない。四極のは根室駅で発行して貰えるぞ)

これにて合宿の全日程が終了した。
今更言うが、今回の旅の目的は宗谷岬と納沙布岬の四極の到達証明書を入手することであった。


あとは帰るだけだ。
こうして根室に別れを告げた筆者とndは、電車に乗って帯広に向かった。(※この日は鈍行で帯広までしか行けなかった)


17日目

この日、ndと別れた。

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彼はまだ体力が残っていたらしく根室から自走で帰るつもりだったが、自転車に支障があったとのことなので滝川まで輪行で帰るとのことであった。

今回の旅はあまり観光しなかったので申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
それでも弱音一つ吐かずに付いてきてくれたので、行動を共にしやすかったし、
後輩の成長が垣間見えたので、先輩としてとてもうれしかった。

ようやく先輩としての肩の荷が下りたような気がした。












さてと・・・


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再び一人になったわけだが・・・俺の旅は終わらねぇ!

帯広から15km程離れた場所の道の駅へと移動していた。

あとは帰るだけじゃないのかよ!と思った読者も居るであろう。

説明しよう!
帯広周辺には、帯広を囲うように道の駅がある。
しかも、道の駅と道の駅の区間は20km程度。1日で多くの押印が可能だ。



それなら行くしかないよなあ!


ちなみに帯広にはばんえい競馬や豚丼が有名である。

だが、それらを蹴って回収に励んだ。

広大な十勝平野が広がる。追い風に乗ってガンガン進んだ。

しかし、ここに来て体の限界を感じるようになってきた。

「いったい俺は何をしてるんだろう・・・」


すでに最北端と最東端の到達証明書を手に入れる目的は既に達成している。あとは帰るだけなのだ。


それなのに・・・


広大な十勝平野にぽつんと1人。
北海道の広大さに押しつぶされそうな気持ちになった。


押したスタンプの数 6


18日目


疲れたから帰る!
と決意した。
というわけで道の駅に寄りながら帯広に戻るという作戦に出た。
苫小牧のネカフェで夜を明かす。

襟裳岬も行きたかったが、疲労が願望を上回る。
でも結果として行かなくて正解であった。


なぜ?

答えはブログのラストで。




押したスタンプの数 2



19日目

朝、苫小牧のネカフェを後にした筆者は始発に乗って森駅を目指す。
しかし、森に着いた頃には既に日が暮れていた。


それは、チャリダー泣かせの長万部駅があるからなのである。
この駅は普通列車の便が絶望的に少ない。てか、ない。

金のないチャリダーは特急を使う金もなく18きっぷでゆるゆる移動する。
この駅には午前九時に着いたが、乗車したのは午後3時なのである。


なるほど、道理で北海道出身の人達は帰省時にこんな電車使わずに奴隷船に乗るわけだ。


その間は何してたの?

道の駅行ってました。

長万部駅には室蘭本線と函館本線が繋がっている。
苫小牧から乗ってきたのは室蘭本線

空き時間に通ろうとしていた道はニセコや小樽行きの函館本線。
線路沿いに進めば輪行での移動が可能であり、予定を変えることなく森町に行ける。

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・・・というわけで黒松内と蘭越の道の駅に寄ってスタンプを回収。
そして蘭越駅から再び長万部に行き、森町まで輪行。

この街には道の駅があるから寝床の確保には困らない。


ここは?

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私の記憶の片隅にありました。
なんとそこは2016年の北海道班の1日目の寝床であったのです。

夏合宿2016北海道班1日目

2016年当時、ポケモンGOがはやりにはやっていた時でありまして、
その地点がポケモンジムとなっていたそうです。そのため、同期のほとんどが眠れなかったというエピソードがありました。



あれから一年後・・・


公園を歩く人は見かけるが、携帯を持ちながら歩いてる人など一人も居ない。
流行というのはいかにはかないものであろうか。

いや~同期と旅をしたかったな。。。


押したスタンプの数 2



20日目(最終日)

森から函館まで40kmしかない。
だがわたしはその近道は通らなかった。道の駅がないからだ。

海沿いを走れば道の駅が5つもある。いくしかない。
順調に回収していく筆者。最後の日だったので大事に走った。


北海道合宿最後のセイコマはHOTCHEFの弁当、100円パスタ、ガラナと集大成

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二度と北海道に行けなくなっても、後悔しないように・・・

味わって食べた。

セイコマも津軽海峡を渡って青森に上陸してほしいものだよ




曇天の中、ペダルを回す。

が、ここでトラブル発生!


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最後に寄った道の駅。が、まさかの 休 館 日 !!

玄関にあるスタンプ台。
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鍵がしまってるので押せるわけがない。でも押したい!!
目の前のガラスを突き破ってでも押したい気分であった。が、平常心を取り戻し見送った。

こうして気力の無いままふらふら~と屍のように30kmこぎ続けて函館に到着した。

函館から出発して函館ゴールにするとなんだか北海道を一周走ったような感じになる。

旅の終わりのラッキーピエロがたまらなかった。

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フェリーの時間の都合上、函館観光はせずに土産だけ買って青森市に帰省した。





押したスタンプの数 4

北海道にて集めた道の駅スタンプの数 75







翌日 (エピローグ)

朝7時。青森市の実家にてぐっすりと眠っていた。今日ぐらいはゆっくりゴロゴロしていよう。
すると、スマホから思いもよらぬアラームが家中に鳴り響き、目が覚めた。

なんと、北朝鮮のミサイル発射によるJアラートであった。


最悪の目覚めだ。


ニュースキャスター「発射されたミサイルは襟裳岬付近の上空を通過し・・・」



ん?待てよ



もしあのまま帯広から襟裳岬に向かっていたら・・・
もしミサイルが海の上でなく陸に落ちていたら・・・



場合によっては襟掌付近で夜を明かしていたら・・・


おお考えたくない考えたくない・・・




自分のきまぐれさに感謝した筆者であった。


これで3枚揃った!
今回の合宿で二枚の証明書を獲得した筆者は半年後、4枚目の証明書を入手するために九州へと駆り立てるのであった・・・。


物語は副部長のきまぐれ一人旅へとつづく・・・













































言い忘れていたことがあった。
筆者が集めていた4極の到達証明書の発行場所である。

証明書を入手するにあたって注意しなければならないことは「岬」では配布されてないということである。
作中でごちゃごちゃに混ざってしまって紛らわしかったかもしれない。
宗谷岬や納沙布岬には土産屋があるが、そこで発行している証明書は“四極”の到達証明書ではない!それらは記念に買っても損はしない。(筆者も証明書だのステッカーだの色々買った)

発行場所が違うのでたらい回しにされないように気をつけよう。

四枚の証明書を私がどこで発行したかを詳しく書いてないのでこの場を借りて紹介しようと思う。

本土最北端
宗谷岬:稚内駅の観光案内所

本土最東端
納沙布岬:根室駅の観光案内所

本土最西端
神崎鼻公園:九十九島漁業直売所

本土最南端
佐多岬:ホテル佐多岬


発行場所は以上で述べた場所以外にも役所等でも発行できるので集めたい方は下調べを念入りにすること。





以上!四極達成者が私に続くことを心から願う!

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