矢立峠隧道群 起 - 弘前大学サイクリング部 ブログ
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矢立峠隧道群 起

隧道をずっと”たいどう”って読んでいたことを今月の恥にして生きていきたいと思っています。正しくは”すいどう”と読みます。

皆様お久しぶりです、ミニベロです。

まず初めに今回の探索は全面的にこちらの「山さ行かねが」(https://yamaiga.com/rail/yatate/main.html)というサイト様を参考にさせていただいております。至福の一時をありがとうございました。

では本題に向かいましょう。
本州の北の果てである青森県もやっとこさ新緑が深まってきた某日。じわじわと上がっていく気温に辟易しながらも我々は集合していた。今回のメンバーはミニベロこと筆者とhsse、自然薯ソフトを食らいたい雪猿である。全員二年生。

一行はひとまずそのソフトクリームを食らうべく道の駅いかりがせきを目指す。

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ここでただ自然薯ソフトを食べに来ただけである雪猿を切り離しさらに南下。

季節は梅雨に入りかけている、気温は20度を易々とこえて25度にまで及んでいた。つい数日前は10度前半だったというのに。
そんな暑さに心身共にやられかけた我々はどういうわけか長走の冷風穴まで足を伸ばすことを決める。
親子丼食べに行くときにはスルーしてしまった長走風穴、整備された倉の中は6度に保たれていた。

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這い上がってくる冷気を感じるhsse。

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一通り涼んだ我々は陣場駅付近を目指す。
さぁ、本格的な廃線跡探索の始まりである。
現在の奥羽本線と現在は廃線となっている旧線路はこの陣馬駅で分岐している。陣馬駅から数百メートルほど進むと今度渡橋という永遠に渡れなさそうな名称の橋にさしかかる。そのすぐそばに平行して残っている遺構がこちらである。

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左側の青い橋が今度渡橋。

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この無骨な骨組みの上をかつては黒煙を上げて蒸気機関車が走っていたと考えると何だかすごい物を見た気がした。
向こう側まで渡りたいところだが落ちたら元も子もない。何よりすぐ横では多くの車が威勢のいいうなり声を上げて通り過ぎている。こんな衆目でそのような蛮行を犯す訳にもいくまい。戦略的撤退である。

次!

再び7号線だ、つい先ほどハイスピードで降りていった坂を再び登るとは、なんともあほらしいことをしている気がしてならない。緩やかな登りをしばらく進むと日景温泉への入り口が見えてくる。話によればこの端道の先に橋の跡があるとのことだが道が二つある。一つはダートでもう一つは舗装路だ。
もちろん林道の方に行く。

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今日は二人とも林道に凸れるようなチャリではないので徒歩で進む。
しかし歩けども、歩けどもダートの先にそれらしい遺構は姿を現さない。これは外れを引いたかな?そう思って舗装路の方にも行ってみたがやっぱりそれらしき建造物は見当たらない。目指している遺構の構造上植物に埋もれているのは考えにくい、どうやら撤去されてしまったようであった。
大変もどかしいですね、不満です。
腹いせに二人して大声でミスチルを歌ってやりました。

矢立林道で思った以上の時間を使ってしまった。我々を容赦なく照らす太陽は西に傾き始めている。そんな中坂をさらに登ると左手に矢立温泉への入り口が見えてくる。看板があるのでわかりやすいだろう、左に入って一応舗装されている道をさらに奥へと進むと右手に矢立温泉が見える、どうやらもう営業はしていないみたいで廃墟となっていた。因みにこの道実は旧国道だったりする。そして左手に見えてくるのがこんな遺構。

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かつてはこの屈強なる台座の上に橋が架かっていたのだ。

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そして横の崖をよじ登ると…。

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あったーーーー!

これこそが第六矢立隧道!かつてはこの中を電車が走っていたんです!
っていうか完全に来る時期間違えましたね。草が生い茂って進むのにも一苦労。おまけに相方は半ズボンで来るという命知らずぶり。しかし初めて見る廃隧道に二人とも興奮冷めやまぬ様子。いやぁーすごいですね、1899年に建てられてから100余年植物に侵食されながら今もなおその威光を示さんとする姿には感無量です。遺構だけに。



中からは丁度今し方流れた空気のように冷たい風が吹き出している。参考記事によれば反対側に出ることができるらしいからそこから吹いてきているのだろうか。

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写真奥のあたりでは所々崩落が見られる。
崩れ落ちてくるのが怖すぎるのと、何よりもライトを下においてきてしまっため突撃は断念した。
後ろ髪を万力で固定される思いにとらわれながらも再び植物達との格闘を終え崖を降りてゆく。
そして我々は次なる隧道へと足を向けるべくさらに現国道から遠ざかり旧国道を奥へ奥へと進んでいく。

参考記事によれば次なる目標の第五矢立隧道は封鎖されているらしいが見に行く以外の選択肢は思い浮かばなかった。おまけにこの旧国道はしばらく行くとダート区間に入りそのまま北上すると峠を越えて再び現国道と合流するとのことなので突っ切ってしまおうということになった。
我がミニベロはどうやらダートもいける口らしい。?ん?「ダートに凸れるようなチャリで来てないのでは?」って、そんなこと言いましたっけ?まぁ前例がありますしいけるでしょう。
大きな石をよけながら細心の注意を払ってダートを進むと次なる遺構が見えてきました。

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うん?あれ、おかしいぞ?
入り口が封鎖されていない!

次回へ続く。









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